プログラミング未経験者の備忘録

ノンプログラマーが社内SEになったのでイチからプログラミングを勉強し始めました!

【コラム】安かろう悪かろうなんて過去の話!

f:id:su3se:20190717035122j:plain

これはあくまで私個人の妄想でもあるんですが将来的な願望なども含めて表題にあるように「金」と「商品・サービス」にまつわる話を書いていこうと思います。

まず、私たちが生活してる日本を含め(ブログを読んでくださってる方の中にも日本だけじゃないでしょうけど)世界中の多くの国が資本主義経済の中で動いていて、現代的な暮らしをするには絶対的に「金(かね)」が必要で金を稼がなくてはお話にならない。私自身は金を稼ぐことは大好きだしビジネスを考えたり仕掛けにいったりする戦略を立てることも大好きだなので「無料」にこだわっているからと言って「嫌儲主義」ではないというのが大前提として話を進めて行く。

従来の無償提供というのは、あくまでマーケティング戦略の一環で「無料で提供するからこれやってね」と言うように「無料」と言うのが「最大のエサ」であり、搾取構造の中に引き込むための入り口にしか過ぎない、と言うことが殆どで日本のことわざにもあるように「無料(タダ)ほど怖い物はない」なんて言葉も有るくらいに資本主義の恐ろしさを表している言葉だな思っている。

金にまつわることわざだと他にも「安物買いの銭失い」や「安かろう悪かろう」なんて言葉もある。

補足

●安物買いの銭失い

安いものは品質が落ちるので、買ったときは得をしたように感じるが、すぐに壊れて使い物にならなくなるから、結局は高い買い物をすることになるということ。

●安かろう悪かろう

安いものに良いものはないということで、安いものには安い理由があるものだ。

 

資本主義経済の中で一般的な生活を送るには相応の「金」が必要で何を買うにも「金」がかかる、それはもちろんそうでどんなものにも「原価」がかかっているのだから当然のことなんだけど、「無料」や「安価」なものが悪い面(デメリット)が多いというのも昔の価値観だなとも感じている。例えばGoogleのサービスは一般層は基本的にほとんどが無料で使える。メールやオフィスツールやマップ、巨大検索エンジン、あらゆるWEBサービスが凝縮されて質の高いサービスを無償で提供している。その一方でGoogleアドセンス(広告サービス)も行い莫大な広告収入を得ていて、ここの「はてなブログユーザー」もその恩恵を受けてお小遣い稼ぎをしてる人も多いだろう。他にはエンジニア向けに提供しているAPIなんかも本格的に使いたい人は課金してね、という具合に実に巧妙にマネタイズしていてGoogleは天才集団なんだなといつも感じる。Googleのマネタイズの一つでアドセンスは代表的な例でその中にYouTubeも含まれている。ここ数年で動画投稿で稼いでる人たちをYouTuberなんてカッコ良く言ってるが、YouTuberもはてなブログアドセンスをやっている人と同じで一言で言ってしまえばアフィリエイターであり広告収入を稼ぐ人。全員がGoogleの恩恵を受けている人だ。YouTuberもブロガーも「稼ぎたい、または稼げる」からやってるのだろうが、私が思うにこの思考パターンは間違いだ。

間違った思考パターン

  • 稼ぎたい→ブログをやる
  • 稼ぎたい→YouTubeをやる

こんな流れ(思考パターン)になってる人も多いと思うのだけど、実は順番は真逆で本来の流れとしてはブログや動画を投稿していたら人気が出てきた(トラフィックが集まってきた)から広告を貼ったら儲かった!と言うのが本来の流れだと思っている。

正しくは

自分がやりたいことを勝手にやる→人気出た!→アクセス集まった→儲かった

これが本来の流れだ。

 

この話も「鶏が先か卵が先か」と言う話しで今更どちらがどうかと言うのも割とどうでも良い話ではあるのだけど、先に述べた本来の(人気が出たから結果的に儲かった)流れの根底にあるのは自分がやりたいことをしていたら結果的に金が生み出されたという事で、ここにあるのは「儲ける為」ではなく「やりたいことをやっている」という意識であり「無償奉仕」の精神でもあると言える。実際にアフィリエイトで稼ぐ近道はユーザーや読者、視聴者にとって有益な情報を提供することが「稼ぐ」ために必要な最短ルートでもあるように根底にあるのは「相手」があって初めて成立する。

もっと深く戦略的に考えて行けば、無料からいくらでもマネタイズすることは可能で扱うものによっては原価をほとんどかけずに「金」を生み出すことはいくらでも出来るのだ。これが食品や衣料品や雑貨、電化製品と言ったような物品などの場合に単純に物品をやり取りするような場合はまったく話が変わって来るが、ことインターネットに関して言えば、無償から利益を生み出すことが可能になる。

この収益を使って物品に変換して無償提供することなら簡単に出来るだろう。この場合、単純な売買ではなくなるため直線的な商売ではなく流線形の稼ぎ方になる。

つまりこうやって複合的に考えて行けば無償からなんでもできる時代になっていて、一概に「無料の最大のメリットは無料」ということもないし「安かろう悪かろう」とも言えないのが今の時代だ。

商品やサービスを仕掛ける側(企業側)はこれを思考に含めた上で戦略を立てて行く必要性はこれからの時代においては重要なポイントだと思っている。

また、これが社会の仕組みとして成立するために大切なポイントがもう一つあって、サービスを受ける側のスタンスと言うのもこれからの時代では重要で、なんでも経費が掛かっているのに無償で提供してくれて「ありがとう」という感謝の気持ちを持っていなければ提供する側はいつまで経っても搾取し続ける選択をするだろう。

どちらか一方だけが「無償奉仕」の精神を持ったところでこれは成立しにくい為なかなか定着しないのだろうけど、技術革新がこの壁を少しずつ壊しているのだろうとも感じている。その良い例として悪いことをしたらすぐに拡散差されるような監視社会が出来上がってきて今の時代はもう悪いことをして隠し通せるような時代ではない。明らかに倫理的におかしい発言をネット上ですればすぐさま炎上ものだ。そうなると自然と人を思いやったり感謝したり「良い人」が増えてくる。と言うよりも悪いヤツが減ってくる、と言った方が良いのかもしれない。

こうした大局的な流れも「無償提供できる流れ」を巡り巡って後押ししていてるのではないだろうか。なんてことを色々考えて行った結果、今やっている事と絡めて作ろうと思ったのが「Suuupe」や先日作った「SuuupeBoard」であり、何でもシェアしてしまおう!という流れになっている。

自分自身「金稼ぎ」は大好きだが「Suuupe」を使ってこれで儲けようとは一つも思っていない。最低限、原資だけどうにかなれば良いくらいなもんで、スタートが勉強の一環でもあるし、それで喜んでくれる人がいればもっと良いかなというスタンスで今もやっている。きっとこれからの時代はこういう「無償の愛」のような精神性は凄く大切なことだと自分自身は思っているのであくまで自分だけでひたすら実践していくだけだ。

こんな結びで今回のコラムは終わります、では。

 

役に立つ情報と便利なツールをなんでもシェアするフォーラムサイト

「SuuupeBoard」に是非ご参加ください!

suuupe.com