プログラミング未経験者の備忘録

ノンプログラマーが社内SEになったのでイチからプログラミングを勉強し始めました!

プロダクトローンチの概要について

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ネットビジネスにおける手法の中で「プロダクトローンチ」というマーケティング手法があります。
プロダクトローンチについて細かく解説をしていくと1記事では到底解説しきれませんので、まずは概要簡略的に解説です。
 

プロダクトローンチとは?

プロダクトローンチとは「製品を販売する」方法の事を指しマーケティング手法の一つの呼び名です。
 
  • プロダクト(Product)→製品
  • ローンチ(Launch)→打ち上げ
 
アメリカの「ジェフ・ウォーカー」という人物が編み出した手法で、メールマガジンを利用して大きな利益を出しました。ジェフ・ウォーカーは、初めは19人の知り合いにメールマガジンを発行して「ニュースレター」を書き始め、19人だった読者はいつしか300人になり、この300人に対してプロダクトローンチを仕掛けたのです。この時に、225ドルの商品を6件成約させることに成功し1350ドルを得ることにました。
 
300人に対して6件の成約ということは、読者の2%が購入したということです。
 
たった2%と思うかもしれませんがネットビジネスやアフィリエイト、WEBマーケティング知識が無い状態の学生が成約率2%の販売実績を作ったことはとても凄い事です。これが原型となり、ジェフ・ウォーカーはさらにマーケティングを仕掛けて行き、売り上げは10万ドルを超えるまでになって行きました。
 
その後、ジェフ・ウォーカーはプロダクトローンチという手法を広める為に「プロダクトローンチ・フォーミュラー」をリリースして、この手法が世界的に知れ渡るようになった、というのがはじめりになっていて、今では日本でも広がりを見せマーケティングを勉強している方やネットビジネスに取り組んでいる方などの多くの方に知られるようになって行ったのです。
 

プロダクトローンチのメリット

なぜ、プロダクトローンチという手法が広がっていったのか、これには実践するメリットが影響しています。
 
  • プロダクトローンチのメリットとは?
  • 短期間で数千万~数億円の売り上げを出すことが出来る
  • 大量の見込み客リストが一気に集まる
  • 集客と販売スキルが身に付く
  • ファンを獲得することが出来る
 

プロダクトローンチのデメリット

プロダクトローンチという手法は、莫大な売り上げを出す手法としてかなり強力な手法ではありますが、セールスがとても強烈なため、このマーケティング手法を実践するにあたりデメリットもあります。
 
  • 手法にネガティブな反応を持っている人がいる
  • 広告費が膨大にかかる
  • 規模が大きくなると作業量も膨大になる
  • セールス色が強すぎるため一部のファンが離脱する
  • アンチが増える
 

プロダクトローンチの主流な流れ

プロダクトローンチの基本的な流れはDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)という手法を利用したメールマーケティングの流れを軸とします。
 
メールマーケティングの中では、
 
  • 集客(プレローンチ)
  • 教育(リレーションシップ)
  • 販売(ローンチ)
  • フォロー(ポストローンチ)
 
この4つの流れを踏んでいるのがプロダクトローンチの基礎となっています。
 

集客(プレローンチ)

まず見込み客となるリストを様々な方法でかき集めます。
 

教育(リレーションシップ)

かき集めたリストに対して「教育」というプロセスを踏むわけですが、ここで製品の良さやメリットなども十分に伝え購買意欲を駆り立てます。


販売(ローンチ)

購買意欲が高まってきたところを見計らい販売するためのベストなタイミングで仕掛けることで見込み客の気持ちが盛り上がっているときにセールスを仕掛けることで通常よりも高い反応率で購入してもらいます。
この時に、期限を設定したり、個数を限定することでさらに気持ちを掻き立て一気に売り抜くのです。
 

フォロー(ポストローンチ)

この段階は、商品を売り終わった後に購入者に対してのフォローを行います。このフォローアップが不十分だと、クレームに繋がったり、購入した顧客が離れて行ってしまうきっかけになったりします。
巷で出回ってるプロダクトローンチを使ったビジネスオファーの多くがこのフォローアップが不十分であるために悪評が立ち並んでいたりもします。
(商品力不足、誇大広告など問題も多いが、ここではその説明は省力します)
 

プロダクトローンチの具体的な事例

プロダクトローンチが実際に行われている中で、具体的な流れを一つ紹介します。
 
  • 無料オファーを流す
  • 広告費をかけて大量のリストを集める(後払い)
  • 集めたリストに対して教育プロセスを踏ませる
  • メルマガや特設サイトを使い文章と動画で教育
  • セールスをかける
  • 追加オファーを出し同時購入、追加購入を促す
  • 購入者に対してフォローアップする
 
※オプトインASPで流れている多くのオファーはここの1番に当たる部分で情報商材の販売者が広告費をかけてリスト大量に集めている段階です。広告費はセールスが終わった後で支払う形になるため、実質、広告費の支払をするよりも先に販売利益が手元に入るようになります。
その為、万が一プロダクトの売り上げが悪かったすれば報酬未払いなんてことも起きてきます。
 

あとがき

プロダクトローンチはあらゆる場面で使われています。ネットビジネスで行われているプロダクトローンチだけを切り取ってみるとネガティブな反応を示す方もいたりするかもしれませんが、リストの獲得から販売までの流れはあらゆる企業が実践しており、集客から販売までの流れをインターネットやメルマガなどを使って効率的に行った手法をプロダクトローンチと呼んでいるだけだということが解ります。
 
今回は簡略的に概要をお伝えするという事でしたので具体的な手法ごとの事例やテクニックなどは省かせてもらいましたが、プロダクトローンチの概要を把握していくと、様々な分野で活用することが出来るようになります。
 
今後、あなたが自身の力で売り上げを伸ばし続て行くために、この「プロダクトローンチ」という手法の仕組みや理解を深めて行ってください。