サーバーメンテするならFTPよりSSHの方がはるかに早い
WEBサーバーを触るならFTPよりSSHの方がはるかに速い
プログラムをしているエンジニアならSSHは日常的に使っていたりすると思いますが、フロントエンド系で特にデザイン系が主流という方はWEBサーバーをいじる時はFTPしか使わないという方も多いのではないかなと思ったりします。
そんなに大きくないデータならFTPでも良いのですが、FTPだと容量の大きなディレクトリ(フォルダ)のバックアップを取ったり削除するときに1個ずつ削除したりダウンロードしたりして行くとかなり時間がかかります。
そんな時はSSH接続で作業を行ってしまった方がはるかに時間の削減になります。
補足
FTP接続は暗号化されていないのでFTPSを使った方が安全
SSHを使うときはターミナルソフトが必要
SSHで通信を行うときは子面戸が打てるターミナルと呼ばれるソフトが必要です。
自分は「Tera Term」を愛用しています。
以下、本家サイト
最近はこれも気になってて乗り換えようかなと思ってます。
SSHでWEBサーバーに接続する方法
SSHでWEBサーバーにアクセスするときはSSHに対応しているサーバーで専用のアクセス方法がありますので各サーバーのヘルプを参照してください。
※アクセスするためにユーザーIDとPASSがあれば入れます。
各RentalサーバーのSSH対応状況
SSHが使えるレンタルサーバー(2019年8月時点)
- XSERVER
- さくらインターネット ※スタンダードプラン以上
- VALUE SERVER
- CORESERVER
- ロリポップ! ※スタンダード、エンタープライズのみ
- mixhost
- KDDI CPI
SSHが使えないレンタルサーバー(2019年8月時点)
- sixcore
SSHでディレクトリを削除する方法
rm [オプション] ファイル・ディレクトリ
オプション
- -f ファイルを削除する際に問い合わせません。指定したファイルが存在しない場合でも警告を表示しません。
- -i ファイルを削除する際に問い合わせます。
- -r, -R ディレクトリを再帰的に削除します。
- -v 削除するファイル名を表示します。
よく使う使用例
rm -r hoge
SSHでディレクトリをZIPファイルに圧縮する方法
書式書式zip [オプション] [ZIPファイル名] [対象ディレクトリ]
オプション
- -e パスワードを付けて圧縮
- -r ファイルとディレクトリを再帰的に処理
- -R カレント・ディレクトリにあるファイルとディレクトリを再帰的に処理
- -m 指定したファイルを圧縮ファイルに追加後に削除
- -A 自己解凍形式
- -d 指定ファイルを削除
- -t 指定日付以降のファイルを圧縮
- -u 新規・更新されたファイルのみ圧縮
- -z コメントの追加
よく使う使用例
SSHでディレクトリをダウンロードする方法
以下の記事参照
余談
とりあえずこれだけ覚えておけばOK
コマンドを覚えるのがめんどくさいなって感じる人もいるかもしれませんが、FTPでチマチマやるよりSSHで一発で圧縮してぶっこ抜く方がはるかに作業効率が良い上にセキュアなので良いと思います。