プログラミング未経験者の備忘録

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SNSマーケティングの基礎知識

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1999年にmixiが日本のインターネット上に現れ以降、Goole+やTwitterFacebookInstagram、LINEと次々にソーシャルメディアSNSソーシャルネットワークサービス)が生まれてきました。
今でこそ何かしらのSNSを利用しているという人は自分達を含め周りにたくさんいる事と思います。

今回はそのSNSをビジネスに活用することについての基礎的な部分を書いていきたいと思います。

SNSマーケティングとは

SNSとはソーシャルネットワークサービスの略で、ソーシャルネットワークサービスというのは「人と人のつながりを広げ、深めていくコミュニティサービスです。
SNSでは個人が好きに情報を発信することで同じ趣味嗜好の仲間を見つけることが出来たり、関心のある情報を探しやすかったりするメリットがあり、これを宣伝や販促に繋げて行こう、というのがSNSマーケティングであり、「ソーシャルメディアマーケティング」と呼んだりします。

また、趣味嗜好を共有することから「共感マーケティング」と呼んだりもします。

検索エンジンよりもSNS

この記事を執筆しているのが2018年ですが、近年では検索エンジンよりもSNSの方が知りたい情報をリアルタイムで知れるとして需要が高まっています。
GooleやYahoo!などの検索エンジンの需要はまだまだありますが、Twitterでリアルタイムの声をチェックしたり、Instagramでお店の雰囲気や料理などの出来栄えなどをチェックしたりとSNSを活用して知りたい情報を仕入れている傾向があります。
その原因として考えられることは、検索エンジンで調べる際に出てくる情報はSEO対策(検索エンジン最適化対策)が施されたWEBサイトが上位を占め、その多くは企業サイトやアフィリエイトサイトと呼ばれるようなサイトが多く乱立しており、ここに書かれている情報は企業やWEBサイト管理者(アフィリエイター)、にとって都合の良い書き方をされていることもあり、知りたい情報を正確に知れないと知っているユーザー層はSNSを通じてその情報を仕入れたりしています。

販売戦略の移り変わり

今の時代は物が溢れかえっている状況にあり競合する商品やサービスも多く顧客層の欲求の幅も多種多様に広がりを見せ、販売経路もECサイトが手軽に開ける時代に欲しい商品がいつでも、どこでも手に入る、そんな時代になってきていますから、顧客・ユーザーはより付加価値を求める時代になってきています。
この時に、自分たちの商品やサービスの良さを伝えるためには、販売者側がより顧客に商品やサービスの良さを伝えることの重要度が増しています。

こちらの記事でも書いたのですが、

一人のお客様にとってベストな商品を売ること

が重要な要素になっておりこれを「One-to-One Marketing」(ワントゥワンマーケティング)の重要性を理解して仕掛けていくことが大切になってきています。以下の記事も興味があれば見てみてください。

成約率を高めるために「ペルソナ」を設定しよう

SNSの特徴とユーザー層を把握しよう
ソーシャルメディアを使って「One-to-One Marketing」(ワントゥワンマーケティング)を実践していくうえで重要なポイントはSNSごとにみるユーザー層やSNSの特徴を理解することがとても重要です。
SNSのユーザー層を把握するということは、顧客層を把握するということになります。またサービスの特徴を把握することは、どのように見せることが出来るか、どのように伝えることが出来るかなど販売戦略の立て方を考える要素になります。
このことから、マーケティングを仕掛ける側はただ漠然と使うだけでなくサービスの特徴や機能面を理解する事がとても重要になってくるのです。

大手SNSの特徴とユーザー層

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Facebook

Facebookは実名制で原則的に一人一つのアカウントしか持つことができないSNSで、2018年現在で世界最大のソーシャルネットワークサービスです。

(最近のアップデートでビジネスアカウントを持つことが許されるなど規約変更がありこの原則が変わってきています)

ユーザーは日本だけでなく世界中におり、海外ではアジア圏でFacebookを利用している人が多い印象を受けます。
日本では、一時は誰もがFacebookを利用していたような時期もありますが、近年の傾向としては30代~40代以上の世代の利用者が多いというのが一般的な見解です。
機能面では自身のタイムライン以外にグループや専用のページを持てたり、実名制のSNSだからこそ正確な分類で広告を打てるなど、あらゆる業種業態でビジネス利用がしやすいSNSです。
有名ブランドや大手企業などもFacebookは率先して利用しています。

Twitter

Twitterは140文字の短文を投稿していくメディアでその時、その瞬間にリアルタイムで思ったことを自由に発言できる「つぶやき」が特徴的なメディアです。
当初は10代~20代の若い世代が多く利用していた傾向にあります。現在でもその傾向は強いですが、規制強化などの影響でTwitterのユーザー層は少し変化しており、匿名性が高いことからも若い世代が中心ではありますが、その他に「業者」と呼ばれるようなTwitter玄人(くろうと)が多く利用している印象も強いですがTwitterが登場して以来、ここはステマスパマーの温床でもありますので、大きな規制をいくつも乗り越えて残っているユーザー層はネットリテラシーが高い方が多くいたりするのも印象的です。
Twitterが出てきた当初よりも独自の文化が発達してきている印象も強く、面白ネタやラフなコミュニケーションがより一層取れるような世界観もありFacebookとはまた違った仕掛け方が必要になってきます。

Instagram

10代~30代の特に女性に人気のあるSNSで写真や画像を共有することがメインとなっているSNSです。日本の傾向で言えばTwitterFacebookよりも反応が良く取れるSNSです。「インスタ映え」なんて言葉も登場し、話題のカフェやファッションなどを多くの方が投稿、シェアしていたりします。直接的な販売に使うというよりも間接的にブランドイメージの向上や話題性を持たせたりすることに強いSNSであるという印象です。
Instagramにマッチする業種で上手に活用できればFacebookTwitter
寄りも反響が出たりもするのではないでしょうか。

LINE@

LINEはもともとスマートフォン通話アプリとして登場し、今ではスマホユーザーのほとんどが使っているのではないか、というぐらい高いシェア率があるコミュニティです。LINEは通話だけでなく、LINE@というコミュニティも持つことができます。
LINE@はビジネス利用が前提のサービスでクーポン券が配布出来たり全体にお知らせがおくれたりとマーケティングに適したサービスになっているのが特徴です。LINE@はLINEのアカウントを持っていれば誰でも使えますので、多くの方が日常的に利用しているアプリのシェア率を考慮するとLINE@の攻略は日本でのWEBマーケティングの強い味方になってくれるでしょう。

余談ですが、LINEのシェア率のほとんどは日本人で海外の方が通話アプリを使う場合は別のアプリの方がシェア率が高いので日本人向けの媒体や商品、サービスを仕掛けるのに向いています。

あとがき

SNSを運用するうえで大切なことは、マーケティングをかけたい商品やサービスがSNSのユーザー層や性質にマッチしているかどうかを見極めて、ユーザーの反応やリアクションなども考慮しながら運用していくことが大切になってきます。

それぞれのSNSで獲得できるユーザーが違うので複数の媒体ごとに戦略を立てて行くと良い結果を導いていくことが出来ることでしょう。

最後に「いいね」や「フォロー」の数などに固執している方も多いですが、「いいね」を押しただけ、「フォロー」しただけでは見込み客になったわけではなく「興味アリ」という段階なので、「いいね」を押してくれたり「フォロー」してくれたユーザーをいかに囲い込んでいくかも戦略の広がりとして考慮しておく事をオススメします。

 

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