4.基本的な初期設定
サーバーにWordPressをインストールして管理パネル[http(s)://ドメイン/wp-login]からログインしたら、まずはじめにWordPressの初期設定をしてしまいましょう。
WordPressの設定について
WordPressの設定から変更できる物のリスト
一般設定
投稿設定
- 記事投稿時のテキスト整形と投稿フォーマット
- Press This (テキストや動画・画像の引用ツール)
- メール投稿の設定(今後のアップデートで廃止予定)
- PINGサービスの設定
表示設定
ディスカッション設定
メディア設定
パーマリンクの設定
設定を変更するにあたり
サイト名やキャッチコピーなんかは初めに設定しておけば後からほとんど変更する事は無いでしょう。WordPressの設定項目はアドレスなんかは初めに決まっている物を使う場合が殆どですし特に変更する場所はありません。あとからも対応できる物ばかりです。
WordPressの初期設定で行っておいた方が良い物は以下のリストを参考にしてください。
はじめにやっておくと良い設定一覧
設定できる物のリスト以外も含めてはじめに設定しておくと後々楽な設定項目の一覧はこちら
※WordPressでサイトを構築する際はある程度骨組みを最初に構築しておいた方が後からラクに作業が進みます。
作業リスト
パーマリンクの変更は冒頭の設定一覧でも触れましたが、記事を書き始めて途中から変更するとなると記事数が増えてくると面倒ですしパーマリンクが変更されるとSNSシェアなどにも影響を与えてしまいますので初めにアドレスを決めておくのが良いです。その他、カテゴリやメニューの設定は初めに大まかにでも作っておくと記事を書き始めたときにわざわざカテゴリなどを追加しなくてもよくなります。
補足
カテゴリを日本語で追加した場合、設定されるパーマリンクもスラングが自動的に日本語になってしまいアドレスの表記がおかしくなってしまう場合があります。
(パーマリンクを日本語にしない設定を前提にしています。これについては別記事で解説します)
テーマやプラグインも自分が考えているサイトの構造に近い物をインストールして機能面でも必要最低限の物を始めに一気に設定してしまうと良いです。テーマやプラグインを始めに設定しておく理由としては、WordPressのテーマとプラグインには相性があってプラグイン自体に問題が無くてもテーマとの相性が悪くて思うように動かない場合や表示が崩れてしまったりする場合があるのでこちらも合わせて設定しておくと良いと思います。ロゴやサイトアイコンに関しては後からでも良いですが、先に作っておけばたいていの場合は後から変更することも少ないと思いますので画像を作ってはめ込むだけなので初めに入れてしまっても良いと思います。出来ない場合や発注をかけていて後からになる場合はその都度対応できる項目なので重要度は△と言ったところでしょう。
まとめ
WordPressの初期設定では、パーマリンクのように後からだと問題があるものやこれからサイトを更新していくにあたり、その都度編集しなくても良いように初めにサイトのコンセプトを決めて設計してしまい、デザインも大幅な変更を小まめにやらなくても良いようにデザインを作っておく(カテゴリやメニューや個ページなど)や機能面(プラグインなど)をある程度作り込んでしまうということを目指しましょう。もちろん、サイトを運営していきながらその都度修正した場所や追加したい場所、削りたい場所が出てくるとは思いますが、なるべくそうした手間をかけないように最初に出来ることはやってしまおうというのが狙いです。ですのでここで上げた例がすべてではありません。WordPressでいくつもサイトを作っていくと毎回ここを直すところだなと言うのは思い浮かぶようにはなりますし作成していくサイトのコンセプトによって必要な項目は変わっていきます。あくまで基本的なベースを作っていくうえでの参考にしてみてください。