プログラミング未経験者の備忘録

ノンプログラマーが社内SEになったのでイチからプログラミングを勉強し始めました!

ペイ・フォワードの精神が幸せを呼び込む

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ペイイットフォワードって知ってますか?

あなたはペイ・イット・フォワードという言葉をご存じですか?イットを省略してペイ・フォワードって言われていたりします。この語源が英語で「Pay it forward」(あらかじめ支払う)という意味合いになります。

検索すればこのように辞書化されています。

 

ペイ・イット・フォワード(Pay It Forward)とは、

ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくことを意味する英語。または、多数の人物が親切の輪を広げていくための運動のこと。アメリカ合衆国などで突発的に一つの場所で行われることが稀にある。ちなみに同一人物にお返しすることはペイバック(pay it back,pay back)というが、これでは2人の間で親切が途切れてしまう上、悪い意味でのお返し(復讐)の意図も含んでしまうことがある。

参照

 

英文を直訳すれば先に金を出せってことになりますが、真意は上記の説明にもあるように「あなたが先に親切をすることで次の人もまた別の人に親切をして回り回っていく」という意味です。

この動画は何年か前にバズった動画だったと思うんですが、これがまさに「ペイ・イット・フォワード」の精神そのものです。


仕事もプライベートもこの精神が成功へ導く

私自身も気を付けて実践できるようにしているのですが、このペイ・イット・フォワードの精神は仕事でもプライベートでも、どんな場面でも役に立ちます。

ペイ・フォワードを家庭で置き換えて考えてみる

例えばプライベートで考えたときに、プライベートの中でも家庭で考える炊事、洗濯、掃除、子供の面倒をみたり、家事にも色々な「仕事」があります。うちでは手の空いている人が出来ることをするようにしていて、特に私自身は洗濯物をたたむのが苦手なのでそれはお願いしていたしますが、力仕事や水回りに溜まった落ちにくい汚れの掃除だったり小さなことならゴミを捨てに行くとかそういう仕事を女性にやらせたくないので男の自分がやるようにしていたり、こうした日々のこと以外でも何気ないときに妻や子供が喜ぶものを突発的にプレゼントしたりサプライズをしてみたりというのをします。そうして喜んでくれたりすると自分もうれしくなりますし、相手も幸せな気持ちになってふとした時に新しいシャツをプレゼントしてくれたり夕飯がちょっと豪華になったり家庭の中に幸せな出来事が増えて行きます。これを相手に求めているだけではきっとそうはならないんだろうと思います。

ペイ・フォワードを仕事で考えてみる

さて、場面は変わって仕事の場合におけるペイ・フォワードですが、仕事の場合でも色々な場面でペイ・フォワードの精神というのは活きてきます。例えばバイトのシフトを変わってくれとか、仕事が終わりそうにないから手伝ってほしそうな場面だったり、荷物を移動しているときにちょっと手伝ってあげたり、同僚を手助けできるタイミングってたくさんあります。こうしたときに自分から率先して手伝ってあげたりすれば相手は感謝してくれますし、自分が困っているときにも相手が助けてくれるということはたくさんあります。社外で考えた時でも商談に行く前に相手の手助けになるようなことを先にしてあげたら相手はいざ商談になったときに「君からだったら買うよ」とか「君にこの仕事をお願いしたい」と言うように商品力や技術力以前に人柄で仕事を取れたり商談が成立することだってたくさんあります。ここで活きてくるのは「相手の為に先にやってあげること」なんですよね。それが回り回って自分に返ってくる

ペイ・フォワードの使い方には注意しなければならない

先にやってあげることで良いことが舞い込んでくるようになるとはいえども、注意しなければいけないのは、「見返りを求めてやることではない」と言うことを覚えておかなければいけません。ペイ・フォワードは「自分から先に相手が喜んでくれることをする」精神ですが、見返りを求めた瞬間に相手はそれを感じ取りますから「打算的」と思われたり「ずる賢いヤツ」と思われたりもするかもしれません。「感謝」どころか「余計なお世話」になってしまいます。すると幸せの連鎖ではなく「悪い意味でのお返し(復讐)」とあるように負の連鎖が始まっていくんですね。

あくまで善意であるという所がキーポイントだと思います。ときおり善意が裏目に出ることもあったりして、それは仕方がない事ですが相手にとっては「余計なお世話」だったというだけの話ですね。

以前、ご老人を助けようとしたときに失敗した体験談もここに書きましたが、それもこれから繋がっていく話かもしれません。

以前の記事

 

幸せの連鎖は時間をおいて必ず帰ってくる

良い事も悪いことも回り回って必ず自分に返ってくる!良く言われることですが本当に当たってると思います。ただ、関連性は良くわからないくらい時間が経ってから帰ってくるんだなって感じるのでうまく説明することも出来ないのですが、常に自分からそうふるまっていくと自然と良いことが連鎖していくような感覚を捉えている方もいると思います。私も以前、そういう流れみたいな物を感じるようになって意識的に行動し始めて今でも意識していますが、以前よりも運が上がったと思うし良い出来事が増えてきたなって感じることがたくさんあります。何より、普段から善意を意識していることで些細なことでも幸せに感じることが出来るようになって幸福度は上がったように感じます。さらには幸せの連鎖を体感するところまで来ていますが、意識して突然変わったわけではなくいつしかそうなって来たなという感じでかなりタイムラグがあったように思います。

この記事の後半では体感を書いたのでちょっとわかりずらいところがあったかもしれませんが、ペイフォワードと横文字で書くと解りずらい部分はあるかもしれませんけど、本来、日本人が持っている文化や風習、あとは美徳なんかにかなり近い感覚じゃないかなって思いますし、最後はスピリチュアル的な話になりましたが、そういう感覚と現実で起きていることはすべて一つに繋がっていることを意識していくと自分が思い描く「幸せ」や「成功」に近づいていくんだなって思います。

 

余談

こういう耳さわりの良い話ってビジネスになってしまってたりして本来の意味と離れて行ってしまっている節があったりするのもあって書こうかどうかちょっと迷いました。例えば、ネットワークビジネスとかスピリチュアルとかも、こういう話にカコつけてそういうビジョンがどうだからとか「〇〇だからこれがオススメ!」的な流れからの販促みたいなパターンになったりして打算的なビジネスになっているパターンもあったりして微妙なところだなって思ったりもするんです。このニュアンスを解ってくれる方がいる事を願う。

色々と思うことはありますけど、これからの時代はこうした善意の元に世の中が動いていくんじゃないかなって思ってます。「そうであって欲しい」という願いも込めて。